TAMASHII NATIONS PRESENTS シネトイ魂!

シネトイ魂!洋画のススメ vol.4
「S.H.Figuarts ガモーラ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)」

2020.10.23

シネトイ魂!編集部の映画ライターが、シネトイファンがもっと洋画を楽しむためのコラムをお届け。

ついに、美しく危険な暗殺者 ガモーラがS.H.Figuarts マーベルシリーズに登場!今回も、日本で唯一の掟破り映画雑誌『映画秘宝』編集部の奈良夏子さんに、姉妹愛に想いをはせつつご紹介いただきます。

シネトイ魂!洋画のススメ vol.4<br />「S.H.Figuarts ガモーラ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)」

たくさんのスーパーヒーローのアクションフィギュアをリリースしてきたS.H.Figuartsシリーズに、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の初期メンバー、ガモーラが満を持して登場です!

シネトイ魂!洋画のススメ vol.4<br />「S.H.Figuarts ガモーラ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)」

「宇宙一危険な女」ことガモーラ。原作では1975年6月、『ストレンジ・テイルズ』第180号に初登場したキャラクター。原作ではユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルースという教団に(映画ではサノスに)滅ぼされたゼン・フーベリ族の生き残りで、孤児だった彼女はサノスの下で育てられる。超人的な強さを誇る暗殺者であり、緑色の肌と、鮮やかな赤にグラデーションがかった黒髪が特徴で、美しさもあいまって、その名を銀河に轟かせた。

彼女の通り名“宇宙一危険な女”の裏には、彼女のポテンシャル以外に「“狂えるタイタン人・サノス”の娘」という意味が隠されている。あらゆる手術と訓練(という体の拷問)によって造られた人間兵器。映画ではサノスおよび彼と手を組んだロナンの下で暗殺者として仕えたため、銀河全体から忌み嫌われていた。

まさに“危険な”ガモーラだったが、サノスのもとを離れ、(自称)伝説のアウトロー“スター・ロード”ことピーター・クイル、家族を失い復讐に燃える破壊者ドラックス、改造アライグマのロケット&木人間グルートらはぐれものたちと手を組み、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”として命を懸けて銀河を守ることを選ぶのだ。

今回フィギュア化したのは、彼らがサノスとの初戦を繰り広げた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)バージョンのガモーラです。

シネトイ魂!洋画のススメ vol.4<br />「S.H.Figuarts ガモーラ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)」

サノスがインフィニティ・ストーンを集める目的が明らかとなったシーンを再現できる「スナップ」している手首が付属

ガモーラは映画では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)で初登場。その最初のシーンで見せた、凶暴かつ軽快なアクションは忘れがたい。
演じたゾーイ・サルダナの身長はハリウッドでは小さいほうである169cm。バレエで培ったしなやかで柔軟な身体能力と、その小柄な体躯を活かした軽やかなアクションは、ガモーラが持つ「超人的な敏捷性、スピードと耐久力」という能力をリアルなものにしている(それにしても登場2作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で推定重量2トンはありそうな宇宙船のガトリング砲を素手で持ち上げたときは「マジかよ!?」と腰を抜かしたが、「ガモーラは腕力もすごい」と聞けば妙に納得してしまうのだった)。
アスリート並みの俊敏な走り姿も様になっていた。柔軟な関節可動も特徴のひとつであるS.H.Figuartsでは、片膝を立てて腰を落とす決めポーズや、打点の高い蹴りなどなど、様々なアクションシーンも再現できるでしょう。

  • シネトイ魂!洋画のススメ vol.4<br />「S.H.Figuarts ガモーラ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)」
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ありとあらゆる暗殺術とマーシャルアーツが特技だというガモーラにふさわしい可動域でアクションが映える

それに、なんてったってアウトローですから、ただ立っているだけでも絵になる! 特にガモーラはチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」内でもひと際クールで、ピーター・クイル、ドラックス、ロケット&グルートという見事なまでに全員ボケの集まりで唯一、冷静沈着なツッコミとしても活躍。
ガモーラがいなければ、彼らは宇宙の危機を救う任務など放り出し、とっくに飲みに出かけていたのでは。チームに華やかさだけでなく、ひと際緊張感をもたらす存在となっている。
交換用顔パーツで睨みを利かせ、ちょっと首をかしげてみたり、気だるく剣を肩に担がせてみたりと、彼女のクールな表情も再現されています。

  • シネトイ魂!洋画のススメ vol.4<br />「S.H.Figuarts ガモーラ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)」
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キリッとした通常の表示に加え、アクションポーズが取りやすい目線を振った表情パーツが付属

あと、ガモーラは指につけている複数のリングも、とてもオシャレですよね。オシャレというより、人を殴ったときにダメージを高めるためのメリケンサック代わりかもしれません。このような細かいアクセサリーもポイントです。

付属武器は、登場1作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から愛用している、グルートの両腕を斬り落とした剣。そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスからもらったことが明かされたナイフが付いてくる。ナイフは腰のホルスターに収納が可能。

シネトイ魂!洋画のススメ vol.4<br />「S.H.Figuarts ガモーラ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)」

サノスによって弾がシャボン玉に変えられたS.H.Figuarts スター・ロード(別売り)用のエレメントガンも付属

衣装は登場2作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)から着用しているコートを羽織ったバージョン。台座には、ピーターの育ての親ヨンドゥが率いた盗賊団ラヴェジャーズのトレードマークを改造した「GUARDIANS」の印が施されている。

ガモーラのフィギュアを、ピーターら他のガーディアンズのメンバーと並べたいのはもちろんだが、特に推したいのはネビュラだ。サノスの下でガモーラと共に育った義理の妹。幼少期からガモーラと戦わせさせられ、一度も勝つことなく、負けるたびに体を改造されたサイボーグ。自分をサノスのところに置き去りにしたことを裏切りと感じ、殺したいほど憎んでいるが、心の奥ではずっと慕っていて、ガモーラのことを「姉さん」と呼び続けた。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では成り行きでしぶしぶ共闘。わだかまりも解け、これからは同じ目的のために、横に並んで戦い続けるだろう……。

シネトイ魂!洋画のススメ vol.4<br />「S.H.Figuarts ガモーラ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)」

ついにガモーラ・ネビュラの姉妹がS.H.Figuartsに勢ぞろいする

そう思った矢先の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の衝撃は大きかった。ガモーラは、インフィニティ・ストーンのひとつ“ソウル・ストーン”を手に入れる代償として、サノスの手によって葬られる(おのれサノス……!)。
ガモーラはソウル・ストーンの場所を知っていて、サノスに自ら場所を教えてしまったわけだが、それはネビュラのためだった。憎まれ口を叩きながらも、自分の命を助けてくれたネビュラが痛めつけられるのを見ていられなかった。
ガーディアンズの仲間になり、真の“家族”となった2人。ネビュラもまた、ガモーラの死によって、命を懸けてサノスを倒し、銀河を守ることを選ぶのだ。家族のために。だから2人は並べる価値があるんです。

そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)で別の世界線から復活したガモーラとガーディアンズたちは、2021年に控える『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』で帰ってくる。それまで、銀河のために命を懸けたこのヒーローに思いを馳せて公開を楽しみに待ちたい。

Text: 奈良夏子(『映画秘宝』編集部)

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